ミュージックアクティビティー

ヘルスリズムスは、アメリカで生まれた「複合的グループドラミング」による「科学的研究に基づいた健康増進プログラム」です。アメリカのパーカッション・メーカー「REMO社」と、神経免疫学者でありMind-Body Wellness Centerの医療ディレクターでもあるバリー・ビットマン博士、そして音楽療法士でありドラムサークルを15年あまりにわたり実践してきたクリスティーン・スティーブンスらにより「音楽療法」「心身の健康」を目的に数々の臨床実験を通して開発された、継続的に楽しめるプログラムです。

 

「グループドラミング」によりサークルに同調と一体感が生じ、同時に生体リズムを調整することで、

人間が生まれつき持つ自然免疫力の活性化を促します。実際に111名の健常者に対して行われた臨床実験では、

NK(ナチュラルキラー)細胞活性、LAK(リンホカイン活性化キラー)細胞活性 、DHEA対コルチゾル比が増大するという、

免疫力向上やストレス低下を示す生理反応データが得られています。

 

また精神的なストレスによる疾病の予防にも音楽はとても大きな役割を果たし、

旋律やリズムは自律神経を刺激して心身のバランスを正常な状態へ戻すことが分かっています。

このような理由により、音楽を上手に用いれば病の元であるストレスをと上手コントロールできるようになるのです。

 

日本で数千人に対し行われた実験においても、不安・緊張・敵意・抑鬱・無気力・混乱などの

陰性要因が減少し、意欲や積極性が増加するデータが出ています。また、ヘルスリズムスに参加することにより、

脳内神経伝達物質「セロトニン」の量が増えるなどの研究結果も発表されています。